20080829 - movie/tv

崖の上のポニョ

がけのうえのぽにょ
1000ピース 崖の上のポニョ 1000-252
» 映画「崖の上のポニョ」公式サイト

5歳の少年宗介は、海辺の小さな町のがけの上の一軒家で暮らしていた。市街地から外れた彼の家の周囲には何もさえぎるものはなく、ただただ青く美しい海と空が広がっている。仕事で留守になりがちな父親の不在を寂しく思っていた宗介だったが、ある日、浜でさかなの子ポニョと出会うことでその寂しさも忘れ、やがて2人は強いきずなで結ばれていく。(シネマトゥデイ)

毒虫苦虫に続き帰省劇場映画鑑賞二作目。勢いで見てきました。勢いと幾らかの犠牲(¥的な意味で)で見てきました。この二ヶ月間の夏休みのうち体休めで帰省するのは5日間だけ。たった5日間なのに信じられないほどのお金が流れて今瀕死状態。どうでもいいことなんだけど、明日から昼飯代節約開始。

ポニョの話。ポニョの全貌がはじめて明らかになったとき「なにこのきもいの?」というのがポニョに対するボクのはじめての印象だった。だってどう考えてもこいつ人面魚だよね?てかシーマンだよね?これ今流行のきもかわいい路線突いてきたのかな?(もう流行ってないか・・・)でも「ポニョは可愛い存在ですよ〜」っていうスタジオジブリ本気の描写を見終わる頃にはポニョを愛おしく感じるようになっていた。そこはさすがよね。

いろいろツッコミどころは多くて面白かった。とくにあれだよね、ジョージ。ポニョの親父・藤本、すごく棒読みでもうなんか夢にでてきそうなくらい。てか「声優をつかわず素人をつかうというハヤオ文化」の面白さが大爆発したいい例だよね。ザ・素人!みたいな。

それから「お姉さん気質の女性が好きです、でもちいさな幼女の方がもっと好きです」で有名な宮崎駿監督だけど、今回はどちらのタイプも極上の品を揃えてきてたね。お姉さん気質で登場したのは主人公宗介の母親リサ(声:山口智子)、これがまたドラクエやらせたら作戦コマンド「ガンガン行こうぜ!」しか使わないような女性で、子供乗せた車で海沿い(崖)の道をドリフトしたり、嵐の日子供を一人家に残して出て行ってしまうようなアグレッシブなタイプ。こっちが軽く引くくらいアクティブでした。。。

そして幼女、こちらはもちろんポニョが担当。最初は人面魚なんだけど、宗介の血を舐めて人間の女の子になってしまう。しかも好物はハム。ハムをがっつく幼女。血を舐め肉を喰らう幼女!!ここまでくると新しいキャラクターの誕生です。「幼女が人間の血の味を覚え仕舞いに宗介を食い殺す、それを見ていたリサが発狂し抵抗しようとするもポニョ丸呑み、そして新たな獲物を探して海に戻っていく…」という展開には勿論ならないわけなんだけど、これくらいの変態ぶりを見たかったというのが本音です、R18で、(妄想ごめんなさい悪気はないです)。

それより何より『森』をよく作品に取り入れる宮崎監督が『海の中の世界』を描いたのが一番面白かった。魚・人間キャラクターだけでなく「海」そのものを登場人物として描いたというだけあって活き活きと躍動感のある命あるオーシャンに満足。CGばっかのこのご時勢、ジブリの画は確かにCGに負けないくらい素晴らしいのだけど、それ以上になんか和む。手書きの勝利。

一応アンデルセン「人魚姫」をモチーフにしてるらしいからね。が、アンデルセン「人魚姫」の一番の見所、王子への純愛・葛藤の部分が全部そぎ落とされてる、というかそもそも何から何まで「人魚姫」のストーリーと異なるがゆえにモチーフってのは「魚と人間半々の女の子」のキャラクター像だけだったのかなと。宮崎監督自身「キリスト教色を払拭」とかなんとか言ってるみたいだが、それにしては「人魚姫」の大事なところまで払拭してしまってラストがノッペリとしてしまった気もするんだけどポニョが可愛かったからいいです別に、そんなことは。





1000ピース 崖の上のポニョ 1000-2521000ピース 崖の上のポニョ 1000-252
(2008/07/22)
不明

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トップの画像に使ったのはジグソーです


# posted by moqun at 2008/08/29 04:16

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愛と希望に満ちた世界を夢見るしがない社会人一年生。耳とお腹が首が弱点。たまに満員電車で失神する。今年のテーマは体調管理。

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