20080726 - movie/tv

ミスティック・リバー

みすてぃっくりばー
ミスティック・リバー
>> Mystic River

悲しみと苦しみに満ちた傑作サスペンス。少年時代、遊び仲間だったジミー、ショーン、デイヴ。あるときデイヴが車で連れ去られ、性的虐待を受けて帰って来る。それから25年後、ジミーの娘が何者かに殺され、同じ夜、血まみれで帰宅するデイヴ。刑事になっていたショーンが事件を担当することになり、3人の運命が改めて交錯する。(amazon.co.jp)


個人的に2000年以降のアメリカのサスペンス中ではかなり好きな映画。こうゆう映画を観るとクリント・イーストウッド監督の私生活の破天荒ぶりとはうらはらに、映画監督としてのしたたかさを感じずにはいられない。とイーストウッド監督の映画を観るたんびに思ってる。

とにかく役者陣がすごい。T.ペン×T.ロビンス×K.ベーコンが三者三様の演技で観客を楽しませてくれる、いや気分的には楽しくはないんだけど、演技的に。本作でオスカー受賞したT.ペンとT.ロビンスはもち素晴らしい演技だったが、それに負けず劣らず周りの役者の演技もすごい。どうみても悪役面なのにこの映画だと超イカス刑事役のK.ベーコンをはじめ、ローラ・リ二ー、M.G.ハーゲン…と脂ののりきったオスカー俳優のバーゲンセール。豪華。。。

ラストはあえて宙ぶらりん状態になっている為、すっきりとしない終わりではあるが、その分観客にこの映画を通して考えさせるところは大きい。ガキの頃遊び友達だった三人の男。ある事件をきっかけにお互い疎遠になり、それから違う道を歩き、違う生活を営み、違う結末が待っている。「ぼたんの掛け違い」がどれ程人一人の人生の中で大きな出来事に結びつくか、そして、強者が居れば弱者が居るし、勝者が居れば敗者が居るということこと。それら紛れも無い事実をイヤというほど残酷な話として描いている。この映画の登場人物に誰一人として幸せなものは居ない。その救い様の無い人間達の世界を、幸せの象徴であるパレードの中でみたとき、その落ち着かない居心地の悪さに嫌悪感すら抱く。この嫌悪感、まさに現在の格差社会大国アメリカに感じるそのものではなかろうか。てか、いい加減「勝ち組」「負け組」とか言う安易な二元論ブーム止めにしませんか?

小さな選択で人生が大きく変わる


「バタフライエフェクト」観たくなった。


# posted by moqun at 2008/07/26 23:41

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愛と希望に満ちた世界を夢見るしがない社会人一年生。耳とお腹が首が弱点。たまに満員電車で失神する。今年のテーマは体調管理。

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